◆リフォームの魅力◆
建て替えと比べた際の価格面だけが取り上げられがちですが、実際にお住まいになるご家族ひとりひとりの生活に合わせたリフォームは毎日の生活をより豊かにしたり、愛着ある住まいを一生使えるように長持ちさせることができるところに魅力があると思います。お客さまが日頃なにげなく感じておられる「ここがこうだったらもっといいのに」といった、住まいへのメッセージを的確に具現化させていただくことが私共の仕事です。リフォームプランのご提案についても、お客様が納得されるまで何度も打合せをさせていただき、将来のお子様の成長や日常生活における動線など使い勝手を重視した内容をご提案させていただきます。
◆具体的にはどんなリフォームがあるの?◆
●部屋の雰囲気を変えたい
→クロスの貼り替え、壁の塗替えをする。≪それだけでも随分と違いますよ≫
※もっと余力があれば、壁をさわるときに耐震や断熱の対策もできます。
●床がぶかぶかしてきた
→合板を貼り合わせている糊が年月の経過で切れてきているのが原因です。
≪床板をやりかえる。重ね貼りする。強度が増します。≫
※床をめくるのであれば基礎の補強や床暖房の設置を一緒するのがお勧めです。
●子供が結婚して独立したので親夫婦だけになった
→リビングとダイニングキッチンの間の壁を取り払い、思い切って対面キッチンに!
≪ごはんの支度をしながらでもリビングにいる人とコミュニケーションがとれるので、夫婦の会話を楽しめたり、お孫さんが遊ぶ姿が見られます≫
※老後のことも考え、段差解消を一緒にしておくことができます。
−皆さまの『こんなことできる?』をお聞かせください−
◆リフォーム検定をしながらリフォームや住まいのことを学んでみましょう。
疑問に思ったことは、是非、質問がてらお問い合わせください。
問題と解説はリフォーム産業新聞社発行の
『リフォーム検定 100問問題集』、『住宅設備・建材選び ココがポイント』より抜粋しています。
◆リフォーム検定◆
水まわり編≪ユニットバス≫
問題
ユニットバスとは工場で成型された材料を現場で組み立てるタイプの浴槽です。現場施工する在来型の浴槽と比較するとどのようなメリットがあるでしょうか?
A.広さが取りやすい
B.デザインの自由度が高い
C.さまざまな間取りに対応する
D.工期が短く安価
回答 D.
今のユニットバスは乾きやすい床などが、機能として標準採用されています。
◆ユニットバスの特徴◆
ユニットバスとは、工場であらかじめ成型された壁や床、天井などのユニットを現場で組み立てるタイプの浴槽。そのため低コストで工期が短い
メリット →@低コスト、A工期が短くて済む
デメリット→@デザイン面の自由度が低い、A在来工法の浴室より狭くなりがち。
一応、特徴は上記のように分類されているのですが、近年は配管の工夫により広い浴槽を確保可能になったほか、テレビや照明のオプションやデザインのバリエーションも充実してきていますので、ユーザーのニーズに合ったものをお選びいただけるようになりました。
★商品選びのポイント
『清掃性の高さと保温性』
・浴室そのものの保温性能(ユニットの壁に断熱材)
・浴槽の保温性能(6時間たっても2℃しか温度が下がらない浴槽…etc)
・床の滑りにくさ・乾きやすさ
・排水溝のゴミの取りやすさ
※保温性の高さは光熱費の削減にもなります。在来のお風呂ではタイル目地にカビが生えやすかったのですが、ユニットバスはお掃除がしやすく、室内の乾きも早くなったのでカビが生えにくくなります。
◆リフォーム検定◆
〜寒い冬に備えてヒートショック対策!!女性の大敵、乾燥対策!!〜
水まわり編≪浴室換気暖房乾燥機≫
問題
浴室換気暖房乾燥機はヒートショックの予防となる予備暖房という機能のほかにも、いろいろな特徴を兼ね備えています。次のうち、浴室換気暖房乾燥機の機能として間違っているものはどれでしょう?
A.湯温維持
B.涼風
C.衣類乾燥
D.ミストサウナ
回答 A.
浴室換気暖房乾燥機は暖房のほかに、衣類乾燥、涼風などの機能を備えています。
◆浴室換気暖房乾燥機の特徴◆
ヒートショックを防ぐための導入が急増
付加された機能の中でも注目されているのが予備暖房機能。家庭内の事故で、年間1万件発生しているものにヒートショックがありますが、予備暖房機能を利用すれば脱衣所などの室内と浴室の温度差が解消され、事故を未然に防止することができます。
涼風機能は夏ののぼせ防止やムシムシを抑えます。
衣類乾燥機能は、室内に湿気や臭いを出さずに、洗濯物を乾かせます。
ミストサウナ機能は、お湯を霧状に噴射する機能です。通常のサウナと比較し、40℃前後と温度が低いため、息苦しくなく、女性の美容に効果的ともいわれています。
◆リフォーム検定◆
水まわり編≪IHクッキングヒーター≫
問題
IHクッキングヒーターは使用する調理道具に応じて「鉄・ステンレス」タイプなど、ヒーターの種類を選ぶ必要があります。金属・非金属など使用する鍋の素材を選ばないタイプもあります。これをなんと呼ぶでしょうか?
A.ラジエントヒーター
B.ラジコンヒーター
C.ラジカルヒーター
D.オールマイティーヒーター
回答 A.
土鍋でもIH対応の商品があり、ガスコンロと同様に鍋料理もできるようになりました。
◆IHクッキングヒーターの特徴◆
火を使わず、鍋などの金属自体を発熱させるので、立ち消えや直火の引火の心配がないため、高齢者や小さな子供のいる家庭などでの導入が増えている。
天板がフラットなので、普段のお手入れは拭くだけ。ガスコンロのようなゴトクのお掃除もナシ。すっきりとした印象のキッチンに。
デメリットは…、
・契約アンペア変更の必要な場合がある
・使えない鍋もある
・なべ底が平らでないと火力低下
「ビルトイン」タイプ…システムキッチンに設置する
「据え置き」タイプ…流し台のコンロスペースに設置する。既存のキッチンを生かしての取替可能。
◆商品選びのポイント◆
ヒーターの種類
・「IH(鉄・ステンレス)」タイプ…鉄やステンレス鍋に対応(なべ底に磁石がつくタイプ)
・「オールメタルIH」タイプ…銅鍋やステンレス鍋にも対応
・「ラジエントヒーター」…ニクロム線で加熱。金属、非金属問わず使用可能。
一般的な組合せは、
ビルトイン型→3口で左右2口をオールメタルIHかIHにし、真ん中(上部)をラジエントかIHにする。
据え置き型→左右2口をオールメタルIHかIHにする
ロースター(グリル)部分もチェック!!
魚の自動焼き機能や、水なし両面焼き機能などがある。